妊娠後期(28~40週)
妊娠後期(28~40週)はひと目で誰からも妊婦とわかる体型になってきます。また、身体への負担はピークに達します。このような時期にはどのような事に注意するのがいいのかみてみましょう。
この時期に多く見られる症状は!
胸やけがするようになる。背中や腰が痛くなったり、動悸・息切れ、トイレが近くなる、などがあります。
良くある質問!
Q.お腹が大きくなってきて…。
・立ち仕事がつらくなり、長時間は難しい…
・重いものの持ち運びや階段上り下りが多くて、赤ちゃんに影響がないか心配だし、転んだりしないか心配です。
A.ずばり回答です。
現在の担当さている業務が妊娠中に負担となる場合は、会社に申請すれば、他の軽易な業務に転換することができます。
例えば、
1.重い物を取り扱う作業 継続作業の場合は6~8kg 断続作業の場合は10kg以上をさします。
2.外勤などで、連続的に歩行を強制される作業
3.常時、全身の運動を伴う作業
4.頻繁に階段を上り下りする作業
5.腹部を圧迫するなど不自然な姿勢を強制される作業
6.全身の振動を伴う作業 などです。
(労働基準法第64条の3 関係)
などの作業が続くようですと、身体にも悪い影響がでる可能性があります。
例えば、「切迫流産」や「切迫早産」や。
「妊婦浮腫(むくみ)」「妊婦貧血」「腰痛症」「膀胱炎」が予測されます。
まずは、無理せずに、立ち仕事の時間を短くできるよう調整(お願い)してみてくださいね。