履歴書 書き方のポイント②

■履歴書作成のポイント

まず、基本的な部分のに入力が済んだと思います。ここからはより、採用されるために大切なポイントをお伝えしていきます。さて、あなたは履歴書を見たことがありますか?それは他の人の履歴書だったでしょうか?

多くの人が書いた経験はあっても、読んだ経験はないのではないでしょうか。

応募に対してたくさんの履歴書が届く事の方が多いのです。そのような時に何を基準に面接に進む人を選ぶのでしょうか。
まずは、写真です。その次に手書きであれば文字の丁寧さが確認されます。この段階では内容ではなく見た目の印象だけで判断されます。そして内容を読むか判断されてしまいます。一生懸命作った履歴書であってもわずか数秒で読んでもらえなくなる可能性があるので、写真と手書きの文字には細心の注意をはらってくださいね。

さて、採用担当者はどのような基準で選んでるかご存知ですか。

大きくは3つ。メンタル・スキル・スタミナです。その中から減点法で選んでいきます。
メンタル・スタミナでいえば、こころとからだの健康状態はどうだろうか? 夜勤には対応できるだろうか。
スキルは必要な科目や手技の経験はあるだろうか。といった事がチェックされます。

■志望動機で長所を伸ばして、短所をカバーしましょう!

志望の動機欄は、「なぜその病院やクリニック、企業に応募したいと考えたか」という理由を記載します。あわせて「自分のもっている経験や能力を活かして、応募先企業に貢献したい」という趣旨を盛り込むことが重要です。つまり「志望の動機」欄には、
①応募先企業を選択した理由(なぜその会社を選んだか)
②自分の経験・能力のアピール(自分のどんなところを仕事に活かせるか)
③意欲(どんな仕事をしてその会社に役立ちたいか)
という点を盛り込んで記載します。このためその内容は「アピールポイント」と類似したものになる場合がありま
すので、両者を同一欄に記載する場合であって、両者を書き分けにくい場合は、無理に書き分けなくても構いません。
◆「志望の動機」を記載するに当たっては、まず、求人票の内容、診療科目、経営理念を、ホ-ムページなどを確認することによって、応募先企業のことをよく知ることが大切です。
◆その上で、応募先企業ごとに、上記の①~③の具体的な記載内容を検討します。特に「②自分の経験・能力
のアピール」の内容については、応募先企業の業務において、自分のどんな経験・能力を活かせるかという観
点から考えてみましょう。
◆「志望の動機」「アピールポイント」は、面接時に採用担当者から最もよく質問される項目の一つですので、面
接の際にどう説明するかということをイメージして記載することも重要です。
◆自分に応募先企業の仕事をこなせる能力や適性があることをアピールできるような、自分の性格や行動特性
などが現れたエピソードを示すという方法もあります。
◆「貴社で学びたい」「充実感を得たい」などの個人的で一方的な希望や事情だけを記載しても、採用担当者に対するアピールにはなりにくいことに注意します。
◆記載の骨組みの例を下記に掲げますので、これを参考に、自分なりにアレンジして自分の言葉で文章を組み立ててみましょう。

次回に続きます

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